木野内化成産業株式会社

江戸末期、1848年から丁度170年。
古色蒼然たる古民家に、現代の機能性を。

木野内化成産業の古民家Renovation

 施主様が受け継いだ建物は、築170年の歴史のある古民家。江戸末期の弘化4(1848)年から続く長い歴史の中で増改築を繰り返したこの建物は随所に時代時代の匠たちの素晴らしい技をみることができました。
 しかし一方で現代の快適な住まいに欠かせない機能は当然ありません。
 今回のプロジェクトは、断熱材のプロ、女性設計士、古民家再生で数々の実績を誇るビルダーが結集し、それぞれの知恵と経験を活かしてリノベーションが行われました。
 断熱改修は天井裏にグラスウールを吹き込んだブローイング断熱が施されただけでなく、スカート断熱と呼ばれる土間下の断熱補強(基礎の外断熱)床下冷暖房を採用、開口部には真空ガラスによる断熱・結露対策を施すなど、古色蒼然たるたたずまいはなるべくそのままに「既存の建物の素晴らしさを活かし」つつ、2020年基準の断熱性能を誇る住まいとなりました。

ワンランク上の超高断熱・高環境住宅工法

DATA:E様邸リノベーション工事(松山市)

監修:木野内化成産業株式会社
設計:saw建築設計事務所
施工:うずくぼ工房
主な構造:木造軸組工法(リノベーション)
工期:14ヶ月

SCENE

1

江戸時代の漆喰壁に見る匠の技、ぱらり壁に敬意を表す

SCENE

2

玄関から続くL字型の通り土間に床を敷設して広く快適な空間を

 部屋を隔てていた通り土間に床を敷設することで、ダイニングキッチンは広く快適な空間にしました。またそれにより通り土間により分断されていた離れもひとつづきになり、便利な家事室になりました。
 一方天井の形状はそのまま活かし、明るくモダンな雰囲気にリノベーションしました。